「8/3付け週間循環経済新聞」にe-PEPが掲載されました!

お知らせ2020.08.04 掲載

8/3付け週間循環経済新聞に弊社の廃プラスチック燃料化システムe-PEPが紹介されました。

”廃プラで創エネ・省エネ”として、e-PEPシステムの要となる樹脂ペレットボイラーイーヴォルの事業展開について掲載されています。

 

《掲載内容》

エルコム(札幌市)は、廃プラスチックの樹脂ペレット製造機「ステラ」と樹脂ペレットボイラー「イーヴォル」を食品製造業やスーパーなど小売業、電子機器製造業、樹脂成型加工業など排出事業者の自社内エネルギー利用向けに展開している。廃プラの処分費が上昇したことに加えて、2021年1月から改正バーゼル法が施行されて輸出がさらに厳しくなることを受けて、引き合いや問い合わせが増えている。同社では、「廃プラについて、『グローバルリサイクル』から『ローカルリサイクル』、『集中型の処理』から『分散型のリサイクル』へと転換する道を拓きたい」と述べている。

同社では従来から、使用済み発泡スチロール減容機などの製造販売を通じて、廃プラの再生利用(マテリアルリサイクル)を進めてきた。この一方で、廃プラの国内リサイクルがひっ迫し、排出事業者も対応に追われる状況になった。

これに対して、同社は、廃プラの新たな有効利用を目的として、17年に樹脂ペレットボイラー「イーヴォル」の販売を開始した。

対象となる廃プラは、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレン、PETなどの樹脂(塩ビやナイロンを除く)。硬質廃プラは粉砕したもの、軟質廃プラは樹脂ペレット製造機「ステラ」でペレット化したものを使う。

着火バーナーで900度Cまで昇温した燃焼炉に燃料ホッパーを通じてペレット燃料を供給し、独自の特許技術である気流燃焼システムを採用した燃焼炉により950度Cで完全燃焼するとともに熱交換部で蒸気や温風、温水を回収して有効利用する。

労働基準監督署所管のボイラー及び圧力容器安全規則(ボイラー則)に基づき、取り扱いしても構わないとの見解を受け、構造基準や能力の面で「焼却炉」の適用法には当てはまらない。非常にコンパクトで既存のボイラーユニットに影響なく自社内リサイクルの側面でも導入もしやすい。

能力的には年間で最大約100㌧のペレット燃料を使える。コスト的には、燃料費と最近の廃プラ処分費を考慮すると最大で1000万~1500万円を削減できるという。

掲載記事PDFはこちらから 8/3付け循環経済新聞記事.PDF

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