新聞掲載内容（2015年12月11日付　北海道医療新聞より）
稼働音は静か　処理費大幅削減

エルコム「プレモ」

エルコムは、ごみを簡単な操作で最大５分の１まで自動圧縮できる小型圧縮機「ＰＲＥＭＯ（プレモ）」シリーズを製造・販売している。道内の医療機関や介護施設をはじめ、多くの公共・商業施設で導入が進んでおり、ごみ処分費用の大幅な削減につながっている。

プレモは、かさばる紙ごみ、非感染性医療廃棄物（軟質プラスチック）などを最大５分の１に圧縮する。ごみ処理コストを削減するとともに、ごみ庫の省スペースや衛生管理にも貢献。稼働音は静かで、安全性にも優れ、小型・低価格で業務用ごみ問題を解決するとアピールしている。

操作は簡単で、専用コンテナかポリ袋をセットし、減容したいごみをその中へ投入するだけ。パンパンに詰め込んだごみ袋も、たくさん入れられる。ごみ圧縮後の復元を抑えるプレスキープ機能も搭載。設置場所や用途に合わせてサイズが選べ、種類は①プレモ２００②プレモ４００③プレ

モ７５０─の３シリーズをそろえる。

最小の①は０・７㌧の加圧力で、扉を閉めると同時に圧縮を開始する。②は90㍑の袋掛けタイプで、加圧力は１・０㌧。③は２４０㍑のコンテナタイプで、加圧力も最大の１・３㌧となっている。

札幌市内のある老健施設では、可燃ごみと紙おむつで年間２００万円以上の収集費用を支払っていたが、プレモ７５０導入で減容化を実現（おむつは圧縮不可のため、専用コンテナに入れて分別）し、年間90万円以上の経費削減につながったという。

同社では、排出されるごみの種類に応じた削減シミュレーションを無料作成するコンサルティング型提案も行っており、導入後はメンテナンスまでアフターサービスを徹底させている。

問い合わせは☎０１１（７２７）７００３。